昏い森の奥底で

（駄目だ…よ…こんな…の
……レシー!!）
（リータ……さよなら）



その年の春まだ浅い穏やかな日
妖精国は、魔族の総攻撃を受けた
永年の安寧に溺れ　
宿敵への備えを疎かにし続けた報いは大きく
当日中に王都を含む国土の大半が失陥する
戦火の中、多くの妖精族が殺され
そして囚われ
耐え難い屈辱を繰り返し体に刻まれながら
忌まわしき敵に心身を隷属させられていった

そして未だ無事な者たちは
わずかばかりの抵抗の後、遂に国を捨てる決断をし
更なる困難の待つ流浪へと
その身を投じていく事になる

「取り戻してみせる…必ず」
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あーなんかやっとここまで来たというか。
とりあえずここで第一部完みたいな。あ、いや、ちゃんと続けますけど（笑
一応、最終的にハッピーエンドにする気だったりもするのよ？って
senka的にそれはどうなのか。
ていうか描写甘いだろ！ヌルすぎだろ！
もっとこうちゃんと徹底的に水色さんsenkaせんか！という向きもあると思いますし、そのへんはおいおい…多分。

あと、ちょっとだけブログのデザインを変えたり。
ディスプレイの設定が暗めの人は気がつかないかもレベルの変更ですが（笑
テンプレをデフォルトのまま使ってると、まったく同じテンプレ使ってる他のブログさんのトコいったとき落ち着かないというか、微妙に気まずかったりもするので。
ちょっとだけ。